Vol.25 貴重なニホンミツバチの販売開始しました! withゆうくん

自然の恵みを感じながら日々生きることが、心身ともに健やかだなぁと思う今日この頃です。
本日収録している日は8月3日『蜂蜜の日』ということで、ゲストは私の夫であり、蓼科高原の養蜂おじさん、ゆうくんです。

ちか

ゆうくん、よろしくお願いします。

ゆう

お願いします。
『蓼科のハニー』っていうブランドを作りまして、そこで蜂蜜を作っているものです。

ちか

別で仕事もしてるんですけどね、これがメインではないんですが(笑)。
今年は何年目だっけ?

ゆう

4年目ですね。

ちか

4年目だっけ。
今年初めてたくさん採れたので、とても美味しくて、皆さんにこの喜びを一緒に味わえたらなと思って、少しだけなんですけど、私のオンラインストアで今日から発売しようということで。
日本ミツバチって皆知らないと思うし、蜂蜜の貴重さとか、そもそも日本ミツバチが何なのかとか、意外と聞かれることが多いので、ちゃんとしっかり話せたらいいなということで。
絶対顔出しとかしない、表に出たくないという夫が「出てもいいよ」と言ってくれたので、出てくれることになりました(笑)。
大丈夫ですか?

ゆう

大丈夫ですよ。

国産の日本ミツバチの蜂蜜は全体の1%

ちか

今、静かなブームなんでしょう?日本ミツバチって。

ゆう

日本ミツバチを趣味でやってるっていうのがブームで、趣味から超えないのは、仕事にはならないから。

ちか

そうね、養蜂って言うと、蜂蜜の生産量が多い外来種の西洋ミツバチを飼育するのがほとんどで、在来種の日本ミツバチは採りにくいんだよね。
すごく採れないっていうので、やっぱり商売には適してない。
ちなみに日本で流通している蜂蜜の9割が輸入で、国産は1割だそうで、その国産の中の99%が西洋ミツバチで。
つまり国産の日本ミツバチの蜂蜜は全体の1%らしくって、そのぐらい採れない、いないということらしいんですけど、その辺が魅力がある?

ゆう

そう、だからその希少さで「幻の蜂蜜だ」とかいう風に言ってて、基本的にはスーパーとかでは絶対見かけない。
道の駅とかでやってる人とかいるだろうけど、個人で販売してる人しかいないんじゃないかな。
でも日本全国に日本ミツバチの養蜂やってる人はいるから。

ちか

いるはいるけどね。

ゆう

でも地域ごとによって、味はまったく結構違ってくるとは思われますね。

ちか

うちも初めて、今、10家族ぐらいから採蜜できたんだっけ?

ゆう

2024年は15群れ飼ってて、そのうち4群れぐらいが越冬した群れで、今年も元気にやってるんですけど、10群れは越冬できず。
蜂蜜が残った巣が残って消滅しちゃったっていう群れが10群れあったんで、そこから蜂蜜をいただいたっていう形ですね。

放置するから、すごい美味しい

ちか

ここで言ってる1家族っていうのは1箱、1群れって言ってるんですけど。
私たち日本ミツバチも大事に生きててほしいので、なるべく蜂に負担をかけない飼い方をすごく心がけていて。
例えば、採蜜する時に煙で追いやったりとかじゃなくて、今ゆうくんが言ったみたいに、越冬できずに自然消滅した群れから蜂蜜をいただくっていうのと、あと砂糖水とかの餌もやってないし、あと結構放置してるっていうのを大事にしてるよね。

ゆう

そう、放置しないと。
例えば給餌って言って砂糖水を蜜が少ない冬の間あげたりとかすることだったり、寒い冬の間わらとかで巻いたりとか、逆にそういうことしたりすると野生の力が弱くなっちゃって、群れ自体が弱くなって死んでいってしまう。
それが次の代とかもどんどん弱まっていっちゃうから、結局最終的にミツバチ自体が弱くなっていってしまうっていうのがあるんじゃないかなって。
いろんな説があると思うんだけど、野生のままうまく共生・共存して、その副産物として蜂蜜を得るみたいなアプローチ、付き合いかたの方が一番いいし、ハチにとってもストレスはない。

ちか

みんなびっくりするよね。
冬、毛布着せてる人とか多いもんね。「毛布着せないんですか?」とか言うよね。

ゆう

それやっている人はそれなりの理由はあると思うけど、やらない理由の方が納得できる。

ちか

今年なるほどと思ったのが、急に2月とかあったかい日があって、出てきやすかったよね、ハチが。
囲ってないから、自分が出たい時に出れるんだなって思った。

ゆう

あと雪が降って雪が積もったりしてもあったかくなるから。
巣箱の上に雪が積もったりとか、それでもいいと思いますしね。

ちか

西洋ミツバチって1群で年間20kgから30kg採れるんだって。
日本ミツバチは年間で1kgから3kgらしいですよ。
だから、その差も数字にすると結構すごいなと思って。

ゆう

だから仕事には向いてないっていう。

ちか

うちでもやっぱり、その家族ごとによって色も違ったり、香りも味も全然違うよね。
見た目で分かるしね。
ちょっと酸っぱ味があったり苦味があったり、ちょっとレモンぽかったり、その群れによって違うから、どの味が来るかはお楽しみなんだけど。

ゆう

周りの環境は同じだけど、どの花木(かぼく)の蜜を採りにいくかっていうのは、本当にその群れの働き蜂の感覚っていうか、女王蜂の性格とか、多分そういうのが影響してるから、本当に群れによって全然味が違う。
ここら辺は結構栗の木が多いから、栗の蜜の風味が入ってるのが多いかなと思う。

ちか

調べると苦味があるって書いてあったね。

ゆう

ちょっとした苦味もすごく美味しいし。

ちか

とにかく美味しいよね。
びっくりしたよね、初めてのとき。
それで最初の1年目分からず搾ったりしてたじゃない。
昨年だっけ、初めて『垂れ蜜方式』で。

ゆう

採蜜の仕方も、蜜にストレスをかけないようなやり方で。
今言ったように巣を圧搾したり搾ったりとか、遠心分離機使って強引に蜜を出すっていうことをすると、蜂蜜の風味とか雑味も入っちゃうから、あんまり美味しくなくなってしまう。
『蓼科のハニー』としては、垂れ蜜方式っていう昔ながらのやり方を採用してて、それが結局いちばん純粋な蜂蜜が採れる。

ちか

すごい良かったよね。
もうほぼ1日ずっと瓶を置いて、一滴ずつだよね。

ゆう

春でもここら辺はまだ4月でも気温が低いから、垂れ蜜ってちょっと気温が高くないとできないので。
アトリエって呼ばれてる温室があるんですけど、そこで箱を置いて垂れ蜜をすれば、気温が上がるから。

ちか

すごい良かったよね、その方式がいちばん合ってたよね。

ちか

いっちばん美味しいですね。
でもいちばん時間かかるし。
でも別にそれで商売してるわけではないから、いちばん美味しいやり方でやってる。

自然の習性を利用してうまくいくのが嬉しい

ゆう

そもそも自分たちの分しか作ってなかったんだけど、昨年あたりから群れがググンと増えだして、消費できないぐらいになったのでっていうところもありますかね。

ちか

あと、この特徴としては非加熱。処理してない。

ゆう

もちろん、処理できないし。

ちか

熱を加えて販売してるとこが多いんだけど。
酵素がそのままいただけるっていうので、家族みんな喉痛い時とか、喉において寝るみたいな、スプーン1杯みんな食べて寝てるよね。

ゆう

基本的にパンとヨーグルトにめちゃくちゃ合う。

ちか

そう?私、もうパクっと食べるのが結構好きだけどな。
ゆうくんは、ハチの何が好きなの?

ゆう

ハチを採るっていうのがまず好きで。
箱に入ってもらうために、いろいろ設置場所だったり、誘引するようなものを置いたりとかするんだけど。
魚釣りも好きで、やっぱそういうのに似てて。
自然の習性を逆手にとって、魚を釣るみたいな、ハチも箱に入らせるみたいな。
そうするとすごい達成感というか、すごいなって、嬉しいなっていうのがある。

ちか

ほんとにガッツポーズしてるときあるよね。

ゆう

でも、そのあとのお世話っていうのが苦手なので。
だから西洋ミツバチとかは世話をしないと、逆に蜜を採ってあげたりしないと弱くなっていっちゃうんで、溜めすぎちゃって。
ていうのがあって、西洋ミツバチは合ってないんですね。
日本ミツバチは本当に放ったらかすのが大事だと思ってるから、それが自分にすごく合ってて。
特に手出しもしたくないし、群れが生きてる時に採蜜してる人が多いんだけど、それも下手だから刺されちゃう。無駄に殺しちゃったりして。
だから絶対群れが生きてる間は、採蜜とかいじったり手出しはしないようにしてて。
越冬できなかった群れが分かる春先、暖かくなっても群れが動いてないっていうのを見計らってその箱を開けてみて、「あ、やっぱりいないんだな」みたいなことが分かった巣箱から蜜を採るっていうのが、いちばん自分にとってもやりやすいし、ハチにとってもいいんじゃないかなって思ってやってますかね。

ちか

春先にハチが分蜂(ぶんぽう)するじゃないですか。
分蜂のこと、知ってる人も少ないと思うんだけど。
木に止まってハチが次の住処を探す、1つの家族が2つに分かれるっていうのがあるんですけど、その時がゆうくんいちばん嬉しそうだよね。

ゆう

入りたそうな環境のところに箱を設置してあげたりとか、そういう習性を利用して考えて置いて、そこに入ったら嬉しいじゃないですか。
分蜂も好きだし、5000匹とか1万匹のハチの中にいると、扇風機に当たってるような感じの羽の音とかもすごい好きだし、あと分蜂の塊もすごくきれいで。
それが嫌いな人もいると思うけど。

ちか

集合体が嫌い、恐怖症みたいな人もいるよね。
あとはなんかあるかな?

ゆう

とにかくなんにも手を加えてない、ただ垂れ蜜で瓶詰めして蓋をしたものっていう感じなんで。
名前の通り『蓼科のハニー』っていう、この蓼科高原のいろんなものが詰まってる。

ちか

そうだね、本っ当にいいところだから、その一滴一滴が自然の重力で。
日本ミツバチの花の好みとか、採ってくるとこのちょっとした違いが、一つの瓶にいろいろ味が違って面白い。

ゆう

高原のいい部分、ハチはやっぱ水も大事だから。
ここらへん水もすごくきれいだからハチがいっぱい残ってるし、周りに畑があんまりないから、農薬の影響とかも全然受けてないから、すごい元気。

ちか

だから元気なんだよね。

ゆう

やっぱ水がすごい大事。
水いっぱい飲んでるからね、ハチ。

ちか

そうね、ここの同じ地区でもちょっと町の方に持ってったら1日でいなくなったって、すごい何回もあったしね。
みんな「ハチ飼いたいけど」って言って。
じゃあそんな感じで、ちょっと興味あればサイト見てもらえたら。

ゆう

Instagramもやってますんで、『蜜蜂篇』という。

ちか

どうでしたか、今日のラジオ出演は?

ゆう

初めてのメディア出演ということで。

ちか

絶対出たくない!って言ってたゆうくんでしたが。

ゆう

まぁ分からないことあれば、コシラエルに聞いてください。

ちか

コシラエルじゃないよ、もう(笑)。
私に聞いてもらえたら。

ゆう

はい、そんな形で(笑)。

ちか

じゃあ、今日のゲストは『蓼科のハニー』のゆうくんでした。

ゆう

ありがとうございました。

ちか

ありがとうございました。

蓼科のハニー(タテシナノハニー)

自然豊かな八ヶ岳の麓、長野県にある蓼科高原標高(1200M付近)に生息する日本ミツバチから、垂れ蜜方式で採取、非加熱の生ハチミツ。
同じ地域でも群れによってまったく違う味や香りを、一本ごとの個性として大事に養蜂している。 素晴らしい自然界の仕組みと蜂さんたちの健気な働きからの学びを、Instagramで発信中。

OnlineStore
Instagram

Back