Vol.16 ラジオを始めて半年たちました with ゆうこさん

今回は、いつも一緒にこのラジオを編集してくださってるゆうこさんとお届けいたします。
15回まで公開できたところで今までの振り返りと、前回に引き続きみなさんからのお便りをご紹介します。

ゆうこ

こんにちは。ゆうこです。

ちか

ゆうこさん、どなたでしょうか?(笑)

ゆうこ

ちかさんのこのポッドキャストの編集を担当してます。

ちか

よろしくお願いしま〜す。

ゆうこ

お願いします。

ちか

今日はゲストというか、いつも一緒にこのラジオを編集してくださってるゆうこさんとお届けいたします。
ゆうこさん、よろしくお願いします。

ゆうこ

よろしくお願いします。

半年間でいちばん衝撃的だったエピソード

ちか

実は2人でこの番組を運営しておりまして、 どうですか?ゆうこさん。
去年、急に私がラジオやりたいからお力添えをお願いしますって言って、いつだったかしらね。1年前じゃないですか。

ゆうこ

そうですね、1年前ぐらい。

ちか

そうですよね。
それで、今10回ちょっと公開ができたところで、今日は公開ミーティングっていうか、色々ゆうこさんと一緒にお届けする回。

ゆうこ

はい、振り返りつつ。

ちか

前回に引き続き、たまりにたまったお便りをご紹介する回でもあるという。
ゆうこさん、今までいちばん面白かったエピソードとか、個人的におすすめだった回とかあります?

ゆうこ

面白かったというか衝撃だったのが、貝戸哲弥さんの回で、ちかさんはあれだけど、私は本当に普通の 人なので、出会ったことがない…(笑)

ちか

ちかさんはあれだけど私は普通の人?(笑)
いや、分かりますよ、よく言われますよ。

ゆうこ

こんなフリーダムに生きてらっしゃる方が、しかも穏やかそうに楽しそうに、色々 生き方を考えさせられるなと思って。

ちか

地味に色々面白いよね。
お聞きじゃない方、ぜひ聞いてほしいね。

ゆうこ

聴いてほしい、本当。

ちか

あの中で歯にアーモンドが詰まってた話とかしてたよね。
あれとかも地味に面白いよね。

ゆうこ

色々気にしてる自分が、1日夜歯磨きしないで寝ちゃったとか「あーあ」とかなるけど、そんなこと大したことじゃないんだって思わせてくれる回でしたね。

ちか

そう、哲弥さん、不思議な方ですよ。

ゆうこ

不思議な方で、でも魅力的な方なんだなって。

ちか

でも作るものかわいいっていう。

ゆうこ

ね、欲しい〜ってなった、あの黒いの。

ちか

でしょう、そうなの。

わざわざ聴きに来てくれる人に対して、伝えたい

ちか

なんか意外と大変でしたね、大変じゃないですか?ポッドキャスト。
そもそもポッドキャストを始めたのは、私はSNSがやっぱみんなに浸透してきてる反面、面白さがちょっと欠けてきてるのかなと。
開いたらどんどん情報が来るのがちょっと嫌だなとかも思っていて、SNSのあり方…でも頼らない手はないところもあって。

わざわざ聴きに来てくれる人に対して、どこまでサービスできるかっていうか、何かを伝えることができるか、切り取ったビジュアルと言葉ではないところでやりたいなというのがあって、ポッドキャストと思ったんですけど、意外と大変で。
編集作業がいちばん大変で、その編集作業をまるっとゆうこさんにお願いしているわけで、どうですか?と思って。

ゆうこ

私もそもそもやったこともなかったから。

ちか

私がやってくださいよって言っちゃってね(笑)。

ゆうこ

そう(笑)、いいんですか?みたいな、でもぜひやってほしいって言ってくれたから、じゃあ頑張ろうと思って。
でも周りにもそういうことしてる人が今んとこ見つからなくて、だからネットで調べたりして、こういうソフトが使いやすいかなとか、今も全然正解じゃない気がするんですけど。
でも、すごい楽しいです。
ニヤニヤしながら編集してます。

ちか

もしかしてこれからポッドキャストしたいっていう方がいらっしゃったら、参考までなんですけど、私がいちばんびっくりしたのは、編集が大変っていうことと、でも意外と文字起こしをAIがしてくれるからそこがすごいと思ったことと、YouTubeに急に広告が入って「なんだ?YouTube!」と思って。
しかも私たちには1円入るとかもないじゃないですか。
あれは何のために、ひどい話だと思って、いきなり割り込んで。
もしかしたら視聴者の方には「あ、広告が入ってるんだ」って思われかねないじゃないですか。
あれはちょっとひどいやり方だなと思って、断りもなく「ちょっと入りますよ」ぐらいYouTubeさん声かけてくださいよ、みたいな。

ゆうこ

ね、言ってたのかな?気付いてないだけで。

ちか

言ってたのかなぁ、優しいね〜、ゆうこさんは。
でも、ゆうこさんの素晴らしい技でそれを消すことができた。

ゆうこ

調べて、でもそういう技をネットにあげてくれてる人がいるから、ありがたい。
ほんと日々思う、本当ありがとうって思ってる。

ちか

ね、なんでも検索しちゃうよね。いいのか、悪いのか。

ゆうこ

(私たちは)ポッドキャストでお便りくださいって載せてたりするけど、そういうの全然してないなと思って、助けてくれた人にネット上で「ありがとう」って。

ちか

それ見てチャンネル登録してねって言われて、しないもんね。

ゆうこ

ね、そこはね…。

もし良かったら、投げ銭のお気持ちを

ちか

ね、大変と思って、終わりがないっていうのもあるし、急に始めますって言ってやめるわけにもいかないし、運営も然りだけど続けるってこともやっぱり大変だなと思っていて。
でも、結構友達から「聴いてるよ」とか言われると、やっぱ続けなきゃな〜とか。
嬉しいお声をもらうと、やっぱりやってよかったな〜とか思っていて。

やっぱ経費がかかるから、持続・継続するためにどうしようと思って。
スポンサーとか入ると、そこも使わなきゃいけなかったりするじゃない。
意にそぐわないスポンサーとかついちゃったら嫌じゃない。
言っちゃいけないワードとか出てくるわけでしょ。

だからもし良かったらなんですけど、カンパ箱を用意しまして、余裕がある人は「 ゲストとちかちゃんに、喋ってる時にコーヒーをご馳走してもいいよ」ぐらいな。
一口500円から用意しまして、もし良かったら、でも無理はしないでほしくって、面白かったよ〜とかを、お金に変換するのもおかしいけど(笑)。

ゆうこ

気持ち、気持ち。

ちか

気持ちだね、ちょっともらえたら交通費にでもなるかな、なんて思ったりして。
あと私に仕事の依頼とかしてくれても…っていうのは本心でもあり冗談でもありだけど(笑)。
良かったら、カンパ箱を、あ、違う違う、カンパ箱じゃない。
ウェブストアに「投げ銭」っていうところを500円から作ったので、もし、ちょっと応援してくださる方いたら本当に嬉しいです。

ゆうこ

気持ちだから、その時の気持ちで。
私もこの間、あるポッドキャストに投げ銭じゃないけど、サブスク登録したんですけど、 それは自分がお誕生日月だったから、お誕生日プレゼントのつもりでしたんですよ。

ちか

自分への?

ゆうこ

そう、なんかそういう年に しようと思って、もうちょっと。
みたいな時に、するとかでもいいなと思いました。

ちか

優しいね、ゆうこさんはすごい優しい人なんですよ。

ゆうこ

たまたまです。

ちか

できるか分かんないんだけど、投げ銭してくださった方に、なんかお返しを、まだ考えてるんだけど、できないかもしれなくて(笑)。
なので住所を一応入れてほしくて、ウェブストアで一口入れてくれた時にね。
ぜひよろしくお願いします。

ゆうこ

よろしくお願いします。

懐かしみでめちゃくちゃキュンとするもの思い出した

ちか

それで、まだたまりにたまったお便りいただいてるのがあって、ちょっといくつか読んでいきましょうか。
今日お願いしてもいいですか?

ゆうこ

はい、ご紹介します。
じゃあ、ひとつめがひかりのめぐみさんです。 どのゲストの方にも、感想が溢れてしまいます。
セーブしないと、毎回になりかねない。笑
権頭真由さんのお話は、自分の何かを引き出せそうで、連続3回聴いてしまいました。笑

「どうしたらいいの〜?」という、懐かしみを愛おしむお話がたまらなかったです。
わぁ!懐かしい!という場面は多々ありますが、きゅーんとして終わり。
それでも味わった感はありますが、その一瞬を、こんなにも自分の中に響かせることができたら、もっと自分の中にある大切なものに気づけそうだなと感じました。

ちか

ありがとうございます。

ゆうこ

このメッセージにキュンとします。

ちか

嬉しいね〜。
あります?そういうの。

ゆうこ

そんなに真由さんほど 昔の懐かしい話ではないんですけど、安東さんの回を聴いた時に、自分も手帳作ってたって思い出したんですよ。いつだろう。

ちか

ノートに書いたってことですか?
製本からしてたってこと?

ゆうこ

そうですそうです。
でもほんとささやかな、めっちゃ手作り感ので、自分で印刷するデータを作って折り紙に印刷して、それを2つ折りにして糸で製本して、表紙にハギレの布を貼って作ってたのが何年かあったってことを、すっかり忘れてたんですけど思い出して。
でもそれも全部捨てちゃったんですけど、あれ可愛かったなって我ながら、思い出せた。

ちか

すてき。でも捨てたっていうことがまた心残りもあって、なんか残りますよね。
その感情とともにキュンとさせる。

ゆうこ

確かに確かに。

ちか

見てみたいけど、想像もできるから、想像してみてます。
私ね、真由ちゃんに聞かれた時「そういうのないですか」って言われて、ないよーみたいに確か答えたような気がして。
でもね、最近思い出したの、私、時差で。

懐かしみでめちゃくちゃキュンとするものを思い出して、自分のフェチズムみたいなことも入ってるのかもしれないんだけど、車なの、古い車。
私、1981年生まれなんですけど、大体その年代の車にキュンとするんですよ。
実家が車の整備工場っていうのもあって、結構、車を覚えてるんだよね、いろんな車。
観音開きの車とか、三角の窓とか、ぐるぐるぐるって手動の窓とか、覚えてますでしょ、私たちの年代だと。
もう最近の子、知らないと思う。

あの三角の窓の開ける爪みたいなのとか、ダッシュボードとかその文字盤とか、ドアとか革のシートとか。
ああいうところ、古い車見るとものすごいキュンとするの。
で、すごい追っかけるんだよね。

例えば駐車場に停まってたら、すごい見に行って、ぐるぐる…。不審者でしょ。

ゆうこ

ちょっとね(笑)。

ちか

でも、大体持ち主も好きだから乗ってるのね。
そういうのって、コストもかかるじゃないですか。
修理するのにも、維持費もかかるし。
運転中もすれ違ったり、信号待ちで隣とかだと、私もうグッ!とサインして「いいね!車いいね!」みたいにするからね。

すごい80年代の日本車が好き。
スバルとか日産とかホンダとか。
お父さんがホンダのS800っていうのに乗ってて、家族ではホンダのN360っていうのに乗ってたの。ミニカーみたいな軽のね。

ゆうこ

そういうのがパッパッと出てくるだけで、もう好きなんだな〜が。

ちか

車屋の娘だから。そうなの。
だからN360っていうと、みんな通称Nコロとか言うんだけど、アラレちゃんが乗ってるようなやつ。

ゆうこ

うーん、ちょっと全然出てこないけど(笑)。

ちか

マニアの話ね(笑)。
S800っていうと、ルパン三世がS600だった気がする。違ったかな。(フィアット500のようです)
それか似てるやつとかなんだけど、ホンダが初めて出した スポーツカーのオープンカーなんだよ。

ゆうこ

へぇ、オープンカー!

ちか

車体が低くて、今は全部自動じゃない?オープンカーの屋根つけるの。
あれも全部手動で、革でスナップボタンになってたし。

ゆうこ

へぇー、ちかさんっぽい!
そういうのを今探して、乗ろうとかは思わない?

ちか

乗りたい〜。
だから古い車屋さん行くの好きで、でもやっぱり今もう化石燃料使ってるのがダサいみたいな感じになってるしさ。
でも可愛いんだよね!パーツがキュンとする、音とか匂いとか。
私、今ね古いパジェロに乗ってるんですけど、それも結構ボッロボロなんだけどすごい好きで、シートももうウレタンとか出ちゃってるのね。
あと、マニュアルが楽しい。

ゆうこ

そうなんだ!

ちか

ごめん、もうこのぐらいにしとこう(笑)。
次のお便りに行きましょう。

苦しさも全部プラスにして起き上がりたい

ゆうこ

次の方、ありがとうございます。 塩川いづみさん、前田ひさえさんのゲスト回を拝聴しました。
御三方の生活が垣間見える回で面白かったです。
他の回もこれから聴きたいです。

わたしはイラストレーターです。
しかしながら最近はいろんな不調により、少しお休みのような感じになってしまっています。
できるならば、今年、来年あたりに個展を開催したいと思っていますが、精神的に参っていることもありなかなか難しさもあります。

ひがしさんは精神的に参ってしまったり、いろんな動きづらさを感じることはありますか?
もしあったらそのような状況を打破できた時にされたことはありましたか?
なかなかお答えいただくことが難しいかもしれない質問ですが、もしありましたらお願いいたします。

ちか

ありがとうございます。
まず、精神的に参ったりしますかっていうことなんですけど、もうそりゃありますよ。
動きづらさを感じることなんて、もう毎日100%は動けてない、思った通りに動けるなんて逆にないし。
っていうのも、もちろんありますっていうお返事と、私ね、ちょっとおかしいんだと思うんだけど、自分が追い込まれれば追い込まれるほど、力が出てくるんだよね。

ゆうこ

うん、なんかあの本(読み物本「コシラエルとはなんだったのか」)を読んでも、それは感じます。

ちか

やっぱりただで起き上がらないというか、それも全部プラスにして起き上がりたいぐらいの貧乏性だから。
多分ね、絵を描くからっていうのはあって、逆にそれがないと悩んだり向き合ったり、苦しさから生まれるものもあるし。
そこで、深みが出てくることもすごいあると思うし。

その次に行くための足踏みしてるわけじゃなくて、踏み台みたいなこと、次のステップだと思うんですよね、いつも自分になんかが降りかかってきた時。
あと私、結構、座右の銘とか言葉が好きで「越えられない壁はない」とか「明けない夜はない」とか、結構ああいう言葉とか、やっぱり普通に自分に暗示じゃないけど言い聞かせたりするし。
もう1つは、私も動かない時とか気が向かない時はもうやらない!思い切って。
やんなきゃってもう思わないというか、冬眠してる私もなんとなく、今。

ゆうこ

そういう時期だなって?

ちか

うん、無理に動かしてもあんまりいい方向に行かないこともあるから、それは自然に。
でも、手を動かさない、体が動かないからと言っても、気持ちはやっぱり考えてたりそのことを思ったり、絵のこととかを展示のこととか、自分の人生について考えてると思うから、何もしてないわけでもないし、 動けない時は、それもことわじゃじゃないけど教訓っていうのかな。
葉っぱとか「芽を出さない時は根を伸ばす」っていうの聞いたことあって、それもいいなと思ってて、実際、目に見えて動いてるわけじゃないけど。

あと絵で言うと、形から入ってみたりする。
例えば画材屋さんに行ってみて、1本だけ気に入ったちょっといい筆を買ってみるとか、道具に助けられたりとか、好きな絵の具を3色買うとかね。
これ使ってみたいなって思わせてみるとかね、自分を。
買わなくてもいいんだけど、画材見てるだけで多分絵描いてる人は結構楽しいんですよ、そういうとこに行くと。
絵描かない人も楽しいんじゃないかなって思うけど、それは一概に言えないな。
私はもう画材屋さんが、とにかく行くだけで高揚しちゃうんだよね。

あと脳科学者の人が言ってたけど、例えば目の前にやらなきゃいけないことがあるとするじゃない。
宿題とか、洗い物とか、事務的なこととか、洗濯物畳まなきゃとか。
6分やってみるんだって。もうとにかく騙すんだって。
体で騙させるっていうか、脳を。
やりたくないと思ってても、とりあえず6分間考えずにやるんだって。
パソコン開いてみるとか、そこに座ってみるとか、ノート開くとか、勉強とかも。
ただ目に入ってきたら、だんだんそこに入ってくらしくって。
6分ぐらいしてたら、結構やる気モードに変わってるらしい。
だからあんまり「やりたくないな、やらなきゃな」って思ってるよりも、とりあえず環境を置いてみるとか。

でもきっとこの方、色々悩んでいると思うし、私もちゃんと分かってないからちゃんと答えられてないけど、辛いよね。その渦中にいるとね。
でも多分 1年後、今の悩みがあったからこそ、すごいいいことがあるだろうとはすごく思う。

ゆうこ

さっきちかさん言ってた「根を張る期間だ」みたいなのを、すごい大きなこと言うと、人生ずっとそうだなと思って。
花が咲いてる時期も根は張ってるから、それがより張る時期ってことなんだなって、今聞いていて思いました。
ありがとうございます。大丈夫ですかね。

ちか

答えになってるか分かんないんだけど、ありがとうございます、お便り。

忘れられない旅 No.1

ゆうこ

そしたら次の方、最後に読みますね。 イギリスより、ラジオをいつも拝聴しています。
memeの皆さんがリガを旅した本は、ヨーロッパで生活することが決まった時におまもりがわりに持ってきました。
ラジオで久しぶりにmemeの皆さんが集結してくれたことも、とてもうれしかったです。
東京で布地の展示会を見に行ったときから御三方がつくるもの、世界の見方がよくあらわれている、のファンになりました。

ちかさんの忘れられない旅のお話、旅をするときのきっかけや、プランの組み方、旅先でのごはんの選び方やお土産の買い方など、旅にまつわるお話を聞いてみたいです。
わたしにとっての忘れられない旅は、1週間のスリランカの旅行です。
首都のコロンボからスリランカへ移動する際に、鉄道の車内販売でお兄さんから買った1杯のチャイのうまさが今でも忘れられません。

ちか

いいですね、旅に出たくなりますね。

私の忘れられない旅は、毎回もちろん印象的ではあるけれども、やっぱりNo.1って言うと本(「コシラエルとはなんだったのか」)にも書いたんですけど、50日間、小学1年生の娘とヨーロッパを旅行したことがあって、それがすごい貧乏旅行だったの。
リュック1つずつしか持たずに行って、旅をする時のきっかけも、10円ハゲになったから旅しようと思ったのね。

ちか

プランの組み方は、だからもう「安い」。
で、子供がちっちゃいから、両手開けるためにリュックひとつ。
持ってったのは、肩こりだからなるべく荷物が少ない方が良くて、どうせならもう歯ブラシ1本ぐらいで 世界旅行したいけど、でもパスポートは持たなきゃじゃダメだよね。

ゆうこ

そうですね、荷物、難しいですよね。

ちか

それはすごい思い出深いですね。

ゆうこ

貧乏旅行の中で、ご飯は?

ちか

ご飯は、私が選ぶと大体美味しくなくて、娘が選ぶと美味しいっていう。

ゆうこ

すごい(笑)。

ちか

家族旅行した時とかも、美味しくないと選んだ人がすごい責任感じるじゃない。
あれ、良くないシステムだよね(笑)。
そりゃ当たり外れあるよねぇ。

ゆうこ

ある、しょうがない(笑)。

ちか

でもやっぱりご飯は、パリとか行くとそうなんだけど、エッフェル塔の前とか本当まずいよね。
努力しなくてもお客さんが入るから、別に頑張んなくてもいいんだよね。
だから、やっぱりそれと逆を行けばよくて。

ゆうこ

ちょっと裏通りみたいな?

ちか

そうそう、頑張ってやってる感じのさ、やっぱ美味しかったりするじゃない。
安くて美味しいとかね。

コロナの前に最後行った海外旅行、本当コロナの直前に友達2人と合計3人でウラジオストク行ったんですよ。
そこが意外とご飯が全部美味しくて、お洒落で美味しくて、しかも超洗練されてるフュージョン料理っていうの?
すごいおしゃれなの、全部が。
あれはどこでも美味しかったな。

ゆうこ

すごいいいコースとかじゃなくても?

ちか

でもそこそこいいお店は選んだと思う。
でもやっぱり観光地じゃなくて、ちょっと調べると美味しいとこあるよね。

ちか

最近どこか行かれました?

ゆうこ

海外だと最近じゃないけど、印象に残ってるのは 初めて1人で海外に行ったのはロシアで、もう何年前?10年ぐらい前かな?

ちか

ロシアって言っても広いじゃないですか。

ゆうこ

ザ・観光地みたいな、モスクワとサンクトペテルブルクっていう2つの都市、ガイドブック開いたら多分もうそこ2つが出てくるみたいなところに行って。
英語もほとんど喋れないし分からないのに、なんか行きたくて、しかも誘いづらいから「誰か行かない?」って(笑)。
すごい責任感じちゃうから、なんかあった時に。

ちか

ひとり旅、楽しいよね。

ゆうこ

楽しかったけど、怖かった、やっぱ。
でもすごいきれいなとこだったし文化も素敵だったから、また行きたいとは思ってるけど、なんかもう、悲しいなぁと…。

ちか

戦争がちょっと長すぎて、参っちゃうよね。

ゆうこ

うん。 その時にロシア専門旅行会社っていうのがあって、そこでパックしてもらって行ったんだけど、そこからメルマガがその後、定期的に届くんだけど、もうそのメルマガが最近、毎回悲痛のメルマガで「こんな状況が続いてますが、ロシア情報お届けします」みたいな感じで。

ちか

確かにそういう産業っていうか職業の人も、嫌だよね。
ロシア人の中でも、もちろん戦争したくない人がほとんどじゃない。

ゆうこ

そうー。
すごい暗くなっちゃったけど、それでもまたいつか平和になって行けたらいいなって思う。

ゲストで出てくださったあの人からの、長ーいお便り

ちか

もう1個ぐらい読む?私、読もうか。
これは私に直接来たお便りなんだけど、ちょっと読むね。 真由さんとのラジオ面白かったです。
その中で 恥ずかしかった話をしているのを聞いて、自分も1個思い出したので送りますね。

以前、仙川・調布市に住んでいた頃のことです。
仙川の駅には甲州街道から桐朋学園大学の前に繋がっている商店街があり、道は細いけれどもその商店街にはスーパーや数々の飲食店など、生活に必要な様々なものや場所が全てと言っていいほど揃っていて、いつも人通りも多く活気に溢れた商店街でした。
自分もその商店街をよく通っていて、その日もいつものように1人急ぎ足で商店街を歩いていました。

なぜそんなに急いでいたのかは覚えておりませんが、とにかく少しでも早く家に帰ろうと競歩のような勢いで人ごみをかわしながら歩いていたその時、突然右足が何かを踏みました。
踏んだと同時に右足は、急発進したかのようにそのまままっすぐ前に滑り、左足はそれに引っ張られるように膝から折れ、勢いよく膝を地面に叩きつけてしまいました。
手は少し横に広げてバランスを取ったようで、地面にはついていませんでした。
片肘をつけ、もう片方の足をピンと前に伸ばしバランスを取って静止している姿は、どこかダンスを踊った後の最後の決めポーズのような格好だったかもしれません。

この人通りの多い商店街のど真ん中で、一瞬にして自分がそんな格好になったという事実と、踏んだものが今までの足の裏で感じたことのない感触だったことへの混乱と、地面に叩きつけられた左足の 痛みを同時に受け止め、なんとか冷静を装い立ち上がりました。

自分が一体何を踏んでそんなことになったかを確かめるべく、1歩前に出て後ろを振り返ると、そこにあったのは長ネギでした。
僕の右足に挟まれて踏まれただろう、ぬめっと伸びた跡を地面につけ、少し先っちょが折れた潰れた1本の長ネギがそこにありました。
一瞬あっけに取られてしまいました。

なるほど、確かに長ネギの中、特に緑部分の中はぬめっとしたものがあったなと思い、一応何事もなかったように前を向き直し、家に帰りました。
背中から「あの人、長ネギで滑ったよ」と楽しそうに話すカップルの声が聞こえてきて、とても恥ずかしかったです。

ゆうこ

すごい大作(笑)。

ちか

私がもうちょっと上手に読めたら、面白かったかな(笑)。

ゆうこ

いや、すごい、文章力がすごいですね!

ちか

私も急にこれがLINEで送られてきて、すごい笑って。
あ、ごめん、続きがあった。 ちなみに高校生の頃、「バナナの皮で 本当に人は滑るのか」という実験を自ら廊下でしたことがあり、バナナの皮では見事に滑って転びました。
しかし、滑るのはバナナの皮だけではなく、長ネギ、特に緑色の部分もよく滑るのですね。


ありがとうございます。
この投稿はですね、阿部健さんという実はゲストで出てくださった友人でもあり。
阿部健さんの回もぜひもう一度、どんな方かこの文章から想像できない内容の話をしてたよね。

ゆうこ

そうですね。
それ想像すると、さらにシュールですね。

ちか

あべっち結構面白くて、ちょっとここでは言えないんだけど、この前もうち泊まりに来た時、結構あべっちの面白話が出た。
またあべっちにも、ラジオに登場してほしいなと。

ゆうこ

ぜひ。すごい癒され回でした。

ちか

そう!あべっちは、全員癒して帰るから。
でもゆうこさんも癒すでしょ?

ゆうこ

いやー、そんなことないです。

ちか

ほんと?私はすごい癒されてるよ。

ゆうこ

ほんとですか…なら良かったです。

ちか

そんな感じで、これからもよろしくお願いします。

ゆうこ

よろしくお願いします。

引き続き、お便りをぜひ

ちか

皆さんまたお便り、なんでもいいよね。
絶っ対読んでるし。

ゆうこ

質問でもいいし、感想でもいいし。

ちか

本っ当に嬉しい、お便り来たら。

ゆうこ

ちょっと気になってることを、アドバイス的にもらえるのもすごい助かります。

ちか

ちかさんが息が荒いとか笑いすぎだとかね。
あと、これ聞いてみたかったんだけど、私の口ぐせ気になる?
「なんか」とかがやっぱ多いので、それ気を付けては喋ってるんだけど、これ耳障りだわ〜みたいなこととか。
怖いな、でも(笑)。
意外と気にしいだから…よろしくお願いします。

ゆうこ

よろしくお願いします。

ちか

いいラジオになっていけばいいなと思いますので。

ゆうこ

楽しみにしてもらえると、楽しいと思います、今後も。

ちか

よろしくお願いします。
じゃあまた出てくれるかな。

ゆうこ

はい、いいとも(笑)。

ちか

今日のゲストっていうか、一緒に作ってくれてるゆうこさんでした。
ありがとうございました。

ゆうこ

はい、ありがとうございました。

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